2022年11月8日の夜、442年ぶりの「皆既月食」+「惑星食(天王星食)」が「東京」で見れます。
このダブルの天体ショーは、次回、322年後なので、人生でこれが最後という貴重な観測日かと!
気になるのが、「皆既月食+惑星食の方角と時間」ですね。
- 東京で見れる方角は?
- 東京のピーク時間はいつ?
- 東京の最大食の時刻は何時?
- 東京の観測スポットはどこ?
皆既月食だけでも、次回は3年後の2025年9月8日です。
東京で観測に必要なポイントを調査しました。最後までご覧いただけると嬉しいです。
目次
442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)2022の東京で見れる方角とピーク時間はいつ?天体ショー日和!
442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)の東京での観測は、東京に限らず、日本全国的に天気の良い日ということで、期待が膨らみます。
明日は442年ぶりの皆既月食&惑星食が同時に見れるらしいです #小林さんちのメイドラゴン https://t.co/cNEPqnDpmi pic.twitter.com/czsoQWTYxO
? タバやん地獄変 (@samansa_ex) November 7, 2022
あすは、「皆既月食」と月が天王星を隠す「天王星食」が起こりますが、絶好の観測日和となりそうです。
Yahoo!ニュース
442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)とは、どんな現象が見れるんでしょう?
皆既月食+惑星食について
皆既月食+惑星食は極めて稀な天体現象です。
皆既月食中に、月が天王星を隠す「天王星食(惑星食)」が起こるので、光が弱く小さい天王星(6等星)であっても、月の光に遮られることなく、惑星食を観測できる非常に珍しい現象が起こります。それゆえ、日本ではなんと442年ぶりなんだそうです。
皆既月食とは
皆既月食が起こると、月は、赤黒い(赤銅色)インパクトのある姿に変貌します。皆既月食の場合、月が太陽の光を遮る「地球の影」の中にスッポリ入ってしまう現象です。なのになぜ赤黒いのか?
太陽の光の中でも、赤い光は地球の大気を通って地面に達します。また、大気がレンズの働きをして、地球の影(夜の地域)にも「弱い赤い光」が照らされます。そして、この赤い光が、皆既月食中の月を照らして、月は「赤銅色」に光を放ちます。
惑星食(天王星食)とは
惑星食(天王星食)とは、「月が天王星を隠す」現象です。月が明るい場合、小さく光の弱い天王星は、見ることが出来ませんが、今回、月が、皆既月食で暗くなっている時に月の陰に入り、月食が終わっていない部分から出て来ます。
これによって、「月が天王星を隠す」現象を全て見ることが出来るのです。
ではさっそく、東京での観測できる方角や時間帯などを確認します。
442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)2022の東京で見れる方角は?東の方角をチェック!
442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)の東京で見れる方角はどちらなんでしょう?
・:*+今夜は皆既月食+天王星食・:*
皆既月食の際に惑星食が起こるのは、とっても珍しいそうです…??
本日、#美少女戦士セーラームーン ミュージアムはVol3に向けての休館日?? ミュージアムの外にも、神秘的な世界が広がります??
ぜひ、今夜の夜空を眺めてみてくださいね??#皆既月食#天王星食 pic.twitter.com/3mSEKvPoAi? セーラームーンミュージアム (@sailormoon_ex) November 8, 2022
東京に限らず、月は、「東」の方角の地平線から現れて、右斜め上空(南東の方角)へ昇っていきます。
その上昇中に月は欠け始め、皆既月食に至り、元に戻っていきます。
今回、2022年11月8日は、東京を含め日本の国内の多くの地域で観測が可能ですが、一部沖縄県の南西諸島では、部分食が始まる頃の月の高度がかなり低く「フルバージョン」は見にくいそうです。
そんなわけで、東京を含め、欠け始めの頃の月の高度は低いので、建物や山や木々など、障害物の影響を受けない場所や高い所での観測がおすすめです。
では、東の方角で、442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)が見れる東京での時間帯を確認します。
442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)2022の東京で見れるピーク時間はいつ?最大食は何時か調査!
442年ぶりの皆既月食+惑星食(天王星食)が東京で見れる時間帯やピーク(最大食)の時刻がいつになるのかを確認します。
- 18時9分:欠け始めます。
- 19時16分:皆既月食の状態になります。
- 19時59分:皆既月食の最大(ピーク)に達します。
- 20時42分:皆既月食が終わります(以降、部分食へ入る)。
- 21時49分:部分食が終わります(月が姿を全て現わします)。
時間の長さ(時間帯)を整理すると以下になります。
- 皆既月食の最大(ピーク)の時刻は【19時59分】
- 皆既月食の時間帯は【86分間】(まん丸の赤銅色の月)
- 欠け始めから終了まで【160分間】
上記については、こちらの動画が詳しいです▼
442年ぶり皆既月食+惑星食2022の東京の観測スポット
2022年11月8日、442年ぶり皆既月食+惑星食2022の東京の観測スポットはどこが良いか?いくつかピックアップしました。
東京を含め、どこであっても、欠け始めの頃の月の高度は低いので、建物や山や木々など、障害物の影響を受けない場所や高い所での観測がおすすめです。
東京で、442年ぶりの「皆既月食+惑星食(天王星食)が問題なく見れそうな観測スポットのご案内です。
台東区立隅田公園
春には桜のお花見散策でも大変人気のある場所です。遊歩道から見たスカイツリーと月の写真も記念になるかと。
【アクセス】
住所:〒111-0033 東京都台東区花川戸1丁目
経路:
・東京メトロ銀座線 浅草駅から徒歩で5分
・東武伊勢崎線 浅草駅から徒歩で5分
・都営地下鉄浅草線 浅草駅から徒歩で7分
代々木公園
仕事や学校帰りなどに立ち寄って、広々とした空間から東の空を見ることができます。(渋谷原宿からも程近く、各駅からもアクセスが良いです)
住所:〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町2?1
経路:
・JR 原宿駅から徒歩3分
・東京メトロ千代田線 代々木公園駅(C02)から徒歩3分
・東京メトロ千代田線副都心線明治神宮前(原宿)駅(C03,F15)から徒歩3分
・小田急線 代々木八幡駅から徒歩6分
・駐車場(有料)
東京タワー
東京タワーは、高さ150mのメインデッキ、高さ250mのトップデッキと二つの展望台があります。
普段も天気が良ければ最高の眺望ですし、夜景も贅沢な楽しみ方ができますよね。
公式HPによると10月17日更新の情報では、どちらの展望台の営業時間も皆既月食の最中に間に合っています。
料金がかかっても東京都心で貴重な皆既月食天王星食2022を楽しみたい方は是非、足を運んでみてはいかかでしょうか。
スカイツリー
こちらも料金はかかりますが、世界一高いタワー、東京タワーよりもさらに高い展望台から貴重な11月8日の夜空の月を眺めたい方はこちらをおススメします。
先にご紹介していた隅田公園からも程近いので、撮影や散策コースで二拠点から楽しむこともいいかもしれませんね。
442年ぶり皆既月食+惑星食の東京で見れる方角とピーク時間はいつ?の記事まとめ
442年ぶりの皆既月食+惑星食の東京で見れる方角とピークの時間などについて、調査してみました。
最後に、重要事項の確認をしておきます。
東京(東京に限らず)で見れる方角は、「東」の方角の地平線から現れて、右斜め上空(南東の方角)へ昇っていきます。開始と終了とピークの時間帯と時刻は以下のとおりです。
- 18時9分~21時49分:欠け始めから終わりまで。
- 19時16分~20時42分が皆既月食の状態。
- 19時59分が、皆既月食の最大(ピーク)。
足元に気を付けてお出かけ下さい。