NHK集金人

障害者の女性が即支払いに応じたが、保護者帰宅後に再訪問し断られた。NHK集金人として失格な私!

 

ドア越しの「けんもほろろ」の拒否や、面会出来ても激しい拒否に追い出されることは日常茶飯事です。このような時でもパンフを良くご覧頂いて是非ご理解いただきたいという一言は必ず残すようにしています。

 

お客様はパンフなど置いていくだけ無駄、ゴミになるから迷惑だとおっしゃいます。私もそのとおりだと思います。それでも必ずひとこと言い残してパンフをポストに入れています。それは局の指示だからではありません。黙っていれば局にはわからないことです。あくまでも自分のためにしています。

 

いくら仕事に慣れてきても、行くところ行くところ拒否の連続では心安らかではありません。あきらかにやる気に影が差し、あせりが顔を持ち上げて来ます。この気持ちを打ち消して、仕事を続けるのに必要だからやっています。拒否されて「はいそうですか」の連続では自分が宙に浮いて何をしているのかわからなくなってしまいます。危険なことです。

考えてしまう人は向かないNHK集金人(NHK地域スタッフ)|追記

放送受信料の拒否・拒絶とは反対に、訪問すると即、財布の紐を解くという状況に直面したことがあります。

 

その家庭を訪問すると、両足が無く、両手で移動しながら、20代と思しきお嬢様が応対下さいました。けして裕福とは言えない古いアパートの一室。隣室にすぐパソコンのデスクが見え、デスクの椅子に向って、手作りのスロープが作られていました。

 

あまりに素直過ぎる天使のようなお嬢様でした。

 

私は直ぐに支払をしようとする彼女に、同居のお家の方(お母様と二人暮らしでお母様は仕事先)が戻られる頃にまた来ますと言って、その家庭を後にしました。

夕刻、再度訪問すると、お母様が帰宅されていましたが結局不払いに・・。

必要経費を差し引くと、NHK放送受信料はあまりに負担がキツイとのこと。

 

普通、お嬢様から支払を受けて帰るのがNHK地域スタッフとして常識だそうです。

『考えてしまう人』はNHKの集金人(NHK地域スタッフ)には向かない。そう、先輩に言われました。

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