??8月度 減劫御書?
2021年度8月座談会_案内状です?
全国の同志へ??先にupさせて頂いたデザインのリサイズ?
大きな設営が終わり、
寸胴でスパイス最強カレーを作りました??
明日も油断せず、しっかり祈ってしっかり食べて
また次の作品に向けて頑張りまーす?? pic.twitter.com/yiLsCKIcY6— 北海道のユキヒロ (@2DJrhHy4lF7B4bF) August 8, 2021
2021年8月度の座談会拝読御書は【減劫御書:げんこうごしょ】です。
研鑽内容を講義用にまとめました。
地区部長やその他座談会御書の担当者の方の便宜を図っています。
重要な語句の意味と通解に加え、講義のポイントと池田先生の関連するご指導を付しています。
また、個人個人での研鑽のご参考にもお使い頂けます。
目次
2021年8月度座談会拝読御書【減劫御書】の講義!地区部長他担当者の方へ
2021年8月の座談会は、多くの地区で8月の下旬の開催になろうかと思います。
今月、8月度の座談会御書は【減劫御書】ですが、今年の8月という時期に適した御書として拝読するのであって、毎年の同じ月に同じ御書を拝読するということではありません。
仏法は「時」を重要視するのです。
さて、座談会御書の拝読と講義、そしてその研鑽は、御書根本の日蓮仏法と創価学会において、不可欠の企画であり行事です。
そこで、2021年8月度の座談会拝読御書、【減劫御書】の講義を担当される地区部長やその他の担当者の方への便宜を図ることも兼ねて、拝読御書の研鑽のポイントを整理してみました。
よろしければ、ご覧ください。
2021年8月度座談会拝読御書【減劫御書】の講義!治世産業とは?地区部長他担当者へ!
この項では、2021年8月度座談会拝読御書の【減劫御書】について、重要な語句の意味や背景と大意、拝読範囲の御書の本文、通解、講義のポイントをまとめています。
減劫御書の減劫とは何か?その意味について
減劫(げんこう)とは仏法上の時代をさすことばです。
人の心の内の貪瞋癡(貪り:むさぼり・瞋り:いかり・癡か:おろか)の三毒(さんどく)の悪が盛んになるに従い、人間の生命力が衰えていく時代のことです。
治世産業とは何かその意味について
治世産業(ちせいさんぎょう)とは、世間における人々の様々な営みのことです。社会生活の維持や生産活動への従事などです。
背景と大意
減劫御書は、建治2年(1276年)頃に、日蓮大聖人が身延の地で認められました。
内容から察するに、駿河国の門下であった高橋六郎兵衛入道の没後に、その縁者に送られたものと考えられています。
本抄ご執筆当時の日本は、蒙古の再びの襲来に恐怖と不安に覆われており、幕府は仏教各派に調伏の祈祷を命じています。
しかし、減劫の世相にあって、仏教各派は、三毒の悪をより深める存在であるとされ、これらへの布施をやめ、一切衆生救済のために戦って来られた真の智者である大聖人の仏法に帰依すべきとされています。
拝読本文
法華経に云く「皆実相と相違背せず」等云云、天台之を承けて云く「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」等云云、智者とは世間の法より外に仏法を行ず、世間の治世の法を能く能く心へて候を智者とは申すなり(御書全集 1466頁13行目から15行目 より)
※ 実相:真実ありのままの相。
拝読本文現通解
法華経の法師功徳品第19には「(法華経を受持し抜いた人が世間のいかなることを説いても)みな実相に違背しない」とあり、天台はこれを承けて「世間一般の生活のための仕事や、なりわい等の社会的行為は、みな実相に違背しない」と言っている。
智者とは世間の法以外に仏法を行ずるのではない。世間において世を治める法を十分に心得ている人を智者というのである。
講義のポイント
世間のあらゆる営みは妙法のありのままの姿、実相そのものです。
故に、仏法を会得した智者は世間の法を離れて仏法を行じることはない。
すなわち、「現実社会こそ勝利の実証を示す舞台」であるということです。
また、仏法根本の生き方をすれば、この現実世界で智慧を働かせて勝利の人生を開いていけるということです。
故に、大聖人の仏法を持つ私たちは「仏法の智慧をもって平和と繁栄を築いて参りたいと思います。
▽
[池田先生の指針から]人間の中へ仏法は勝負である。生命は永遠に戦いである。強く、また強く、生きぬくことだ。
いずれの社会でも、現実は厳しいものだ。
その現実を勝ち抜いていくことが、仏法の力である。
さまざまな苦難は、だれ人も同じである。
なぜ信仰するのか。そこに深い意義があることを知らねばならない。
ともあれ、学会は、日蓮大聖人の仏法を広宣流布するためにある。その途上においての戦いは、当然、熾烈を極める時もあるだろう。
大聖人は、日本中から猛反撃を受けた。しかし、断じて屈せず、人類の希望の永遠の大道を開かれた。その大聖人の御精神を受け継いだのが、われわれである。
大聖人は仰せである。
「智者とは世間の法より外に仏法を行ず」(御書1466ページ)と。
仏法は虚栄の伽藍の中にあるのではない。観念でもなければ、おとぎ話でもない。現実社会の中にある。大聖人の仏法は、人間の中へ向かっていく。牧口先生、戸田先生も、悩める民衆のまっただなかで弘教を貫かれた。
人に尽くし、喜びをあたえる。幸福と勝利の花を咲かせる。社会に「正義の旗」を打ち立てる。ここに仏法がある。学会の前進がある。
(2001年8月、全国最高協議会でのスピーチ、『池田大作全集』第92巻所収)
2021年8月度座談会拝読御書【減劫御書】の講義について
毎月の座談会での座談会御書の拝読と研鑽には、機関誌の大百蓮華を持参して臨みます。
今回拝読する【減劫御書】の研鑽内容は、大百蓮華の2021年8月号の54頁に掲載されています。
また、聖教新聞紙上では、8月3日付けの第5面に掲載されています。