時事速報

【江東区東雲のタワマン】1000万円強奪事件でカバン・バッグが現場に無事残されていた理由（原因）は何故？

 

テレビドラマ「ドクターホワイト」も最終回を終えましたが、来週、特別編があるとのことで楽しみにしています。このドラマの名セリフに、白夜（浜辺美波さん）の「それ誤診です」というのがありますが、やはり誤診は命取りですね。

困ったことに、マスコミの報道や速報にも誤診ならぬ誤報や不適切なニュースがあったりします。誤報については、内容によっては大変な事態を引き起こす場合もあります・・。

今般、江東区のタワーマンションで「1000万円強奪」という事件が報じられましたが、間もなく、現金は「残されていた」との報道に急転直下チェンジされました。これは誤報ではなく、「速報」故に起きた事態かと思いますが、お騒がせなことです。それにしても、なぜ、強奪が実はそうでなかった事件が起きたのでしょう？この謎に迫ってみましたので、よろしければ御覧ください。

【江東区東雲のタワマン】1000万円強奪事件で現金は無事？入ってたのはカバンとバッグのどっちか気になる！

強盗に強奪されたはずの1000万円が、急転直下【無事残されていた】・・という報道ですが、新聞各社の最初の報道（速報）と、無事だった報道では、内容に明らかな違いがあります。

新聞各社の最初の報道（速報）は以下のとおりです▼

21日午後9時頃、東京・江東区のタワーマンションで、住人の男性が、現金およそ1000万円が入ったバッグを男に奪われる事件がありました。警視庁は逃げた男の行方を追っています。

出展：マンションで1000万円入ったバッグ強奪…男逃走　東京（日テレNEWS） – Yahoo!ニュース

 

最初の報道はさらに続きます▼

被害者の男性は、帰宅して7階でエレベーターを降りた際、知らない男に催涙スプレーのようなものを顔にかけられ、持っていたトートバッグを奪われたということです。男性は病院に搬送されましたが、軽傷でした。

出展：マンションで1000万円入ったバッグ強奪…男逃走　東京（日テレNEWS） – Yahoo!ニュース

 

これに対して最新の「無事だった報道は」▼

東京・江東区 タワーマンションで強盗　1000万円入りカバンは無事

東京・江東区のタワーマンションで会社社長が襲われ、カバンを奪われた。

21日午後9時ごろ、江東区のタワーマンションで、会社社長の男性(25)がエレベーターを降りたところ、待ち伏せをしていた男に催涙スプレーのようなものかけられ、カバンを奪われた。

男性は1,000万円位の現金が入ったカバンも持っていたが、現場に残されていたという。

出展：東京・江東区 タワーマンションで強盗　1000万円入りカバンは無事

 

最初の記事と「無事だった」記事を比較して決定的に違うところはー。

  • 最初の報道：バッグ・トートバッグを奪われた
  • 無事だった報道：カバンは無事・現金が入ったカバン

最初の報道では、トートバッグに1000万円の現金を入れていたように受け取れる内容ですが、「無事だった報道」では、これが「カバン」に変わっています。トートバッグとカバンでは違うし、やはり、現金なら「カバン」に入れるのでは。

いずれにしろ、「実は無事だった」と報道されました。お騒がせな展開ですが、どうしてこのようなことになってしまったのか？考えられることをまとめてみたいと思います。

【江東区東雲のタワマン】1000万円強奪事件でカバン・バッグが現場に無事残されていた理由（原因）は何故？

これまでお見せした内容の「最初の報道ではトートバッグ、無事だった報道ではカバン」になっている理由について考えたいと思いますが、実は、新聞各社（ヤフーニュースも）で、最初の記事は削除してしまっています・・。あまりの乖離（かいり）、内容の隔たりがあったから？なのでしょうか・・。

今回の現金無事だった事件？は、普通に考えられることかと思います。

まず、やはり、1000万円という現金は大金です。これが盗まれたとなれば心身共に、その動揺には半端ないものがあるかと。

被害者の20代男性は、トートバッグと現金入りのカバンの双方を持って帰宅。自宅の７階までエレベーターで到着したところを催涙スプレー様のもので襲われました。まず、目が見えなくなります。かろうじて目を空けても視界はひどく霞むはずです。そんな状態で持ち物全てを奪われ、犯人はどういった経路からか直ぐに逃走。

被害者男性の次の取る行動は何でしょう？パニック状態にありながらも、妻の待つ同階の自宅に急ぐことではなかったでしょうか。その後、妻が110番及び救急車要請で、夫の搬出でおおわらわ。夫は心に動揺をかかえつつ、霞む目で救急車の人に。

このように考えてみると、現金が残されていた事実に気付かない可能性も考えられるかと。

問題は、犯人が、一旦は奪ったであろう現金入りのカバンやトートバッグをどこで手放したかという点です。事件現場のタワマンの同じ７階だったのか？それとも別の階か１階だったのか？それによって発見にかかる時間にも違いがあったかと・・。

現金1000万円の入ったカバンは残されていたので、結局、犯人は奪うことを断念して立ち去ったということになりますが、それはなぜでしょう。いざ、大金を目にして「自身の犯行に怖気づいた」のでしょうか？でもそれは考えにくいのです・・。

タワマンの７階で襲ったということは、待ち伏せであり、被害者男性が現金を持っていたことを知っていたからと考えるのが普通かと思います。すると、犯人は被害者男性の行動を監視していた可能性があり、1000万円の現金を下ろした銀行の場所から監視していたことも考えられます。そして催涙スプレー様のものを使い襲った・・。

用意周到な犯行をなぜ？途中で放棄したのか？考えられることは、犯人の目的が現金強奪ではなく、被害者男性に恐怖を思い知らせることであったという可能性です。タワマンに住む２０代男性の生活はけっこう派手？だったかもしれません・・。これに嫉妬した犯人の犯行なのでは？あくまでも推定ですが。

【江東区東雲のタワマン】1000万円強奪事件はヤラセやガセの可能性はあるか気になる！

1000万円の現金強奪が、実は「現金は残されていた」事件。最初は明らかに現金を奪われた報道で、この段階で筆者は、可能性として「ヤラセ・ガセ」も考えてしまいました。

可能性として「ヤラセ・ガセ」を考えた理由は以下の通りです。

  • 借りた1000万円は盗まれたと芝居をうった
  • 1000万円の盗難保険（強盗も可）を狙った

とはいえ、盗難保険は簡単には下りないようです。それが、結局「現金は残されていた」となると、「ガセ・ヤラセ」の想定は崩れてしまいました。苦しい言い訳として、被害者男性が「ガセ・ヤラセ」を怖くなって辞めた・・ちょっと苦しすぎますね。

やはり、犯人の現金強奪事件の目的は、被害者男性を「脅し」恐怖に陥れることにあったのかと考察します。あくまでも想像です。

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