水田の水路の鉄のフタや側溝のグレーチングが盗難に遭うケースが報道されることがあります。これらはどこかで利用するのではなく、何らかの方法で換金してお金を得ることが目的とされています。
何とかこういった被害を食い止めたいと思いますが、盗難被害の場所が場所だけにむつかしい点もあるようです。ところが、今般、ヤフーニュースで知った、太陽光発電所の銅製の電気ケーブル盗難事件は、大規模かつ「群馬県大田市」が運営する施設でのことでした。盗難にあったのは銅ケーブル2500Mで、1300万円相当。驚くべきは、昨年にも同様の盗難に遭っていたにもかかわらず、防犯カメラの設置も無かったとのこと。
市税で運営しているにもかかわらずの怠慢!本件について調査してみましたのでよろしければ御覧ください。
目次
【群馬県太田市】太陽光発電所銅ケーブル盗難事件の場所はどこ?停電も気になる!
「おおた太陽光発電所」電気ケーブル(約7トン)盗難????
被害総額??約1300万円相当+α
??防犯監視態勢強化
??経費増??“新業態創成・・発展途上の苦難かな”
太陽光発電所ケーブル盗難被害 売電量が6分の1に 群馬県太田市営(上毛新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/3naZWTp1co
— 1344-nskw (@1344Nskw) April 4, 2022
盗難被害に遭った銅製の電気ケーブル2500mとは、重さにして「7トン」。運び出しにしても大変かと。大規模な盗難であり、複数の犯人による組織的かつ計画的なものを感じますが・・。
群馬県太田市は4日、運営する「おおた太陽光発電所」(同市緑町)で銅製の電気ケーブル約2500メートル分(約1300万円相当)が盗まれたと発表した。同日、警察に被害届を出した。
管理会社から連絡を受けて、職員が発電所に駆け付けたところ、ケーブルの切断を発見。しかも、21年7月には、運営する別の太陽光発電所でもケーブル約900メートル(約300万円相当)の盗難被害があったとのことで、にもかかわらず、防犯カメラを設置していなかったという怠慢です。
市脱炭素推進室は「売り上げ減は市の収入減につながり、市民に迷惑がかかる。再発防止を徹底する」としている。
「市脱炭素推進室」の管轄なんでしょうか。まずは、責任者出て来い!という思いと、売電専用なので地元の「停電」は大丈夫そうなのでひとまず安心ではありますが・・。
【群馬県太田市】太陽光発電所銅ケーブル盗難事件の場所はどこ?市脱炭素推進室の責任者に喝!
【受信報告】群馬県太田市緑町のおおた太陽光発電所前でTOKYOFM親局ギリギリステレオ受信 酷いマルチパスで聞きづらい pic.twitter.com/GmusMYyjWv
— 放送波受信と送信所訪問!! (@491net) April 16, 2016
群馬県太田市の「おおた太陽光発電所」は3つあるようで、今回盗難被害に遭ったのは「緑町」の施設です。過去には、電波受信の問題があったのでしょうか?事件現場の場所を地図で確認します。
「+-」の所をクリックすると拡大縮小が可能なので、詳細をご覧いただけます。
※ 住所:〒373-0073 群馬県太田市緑町81-4・・ここがケーブル盗難事件の場所。
大田市の管理監督部署は「市脱炭素推進室」のようですが、ここの責任者は誰なんでしょうか?
大田市の組織を見ると、産業環境部の環境対策課があり、ここには、環境企画係と環境対策係が存在し、環境企画係で太田市のメガソーラーに関する情報を配信しています。ところが、「脱炭素推進室」については、産業環境部の直轄のようです。しかし、ここでの謝罪などは見受けられません。
うやむやな感じです・・。
それはそうと、21年7月の盗難事件後にも防犯カメラの設置等の対処がなされていなかった理由は何でしょう。予算の都合で面倒くさかった?管理会社に一任で、管理会社の怠慢か打ち合わせ不足(危機管理不行き届き)?
それにしても、盗難事件の発覚が管理会社からの一報であったということは、管理会社も盗難後にビックリして市の職員に連絡したということかと。大田市のHPに、「群馬県太陽光発電保守点検事業者登録制度」による登録事業者の一覧というページがありました。保守点検だけの管理会社であれば、盗難を未然に防ぐなど無理だったかもしれません。
また、今回の盗難事件については、その犯人像も気になるところです。銅ケーブル2,500m分、重さ7トンを盗み出すには、個人の思い付きだけでは不可能です・・。
【群馬県太田市】太陽光発電所銅ケーブル盗難事件の場所はどこ?犯人像や手口が気になる!
おおた太陽光発電所で電気ケーブル盗難 被害額は約1300万円 群馬・太田市 | 2022/4/4 – 群馬テレビ https://t.co/0pnsucuxwn
— 群馬テレビ報道部 (@gtv_houdou) April 4, 2022
今回の盗難事件では、3月24日の事件発覚から、4月4日の発表まで、かなり時間がかかっていますが、結局、銅ケーブルは盗まれたまま。ケーブルは、地下のマンホールから盗まれたとのことですが、マンホールには簡単には入れたということなんでしょうか。ますます管理の甘さが感じられます。犯人、してやったりではないでしょうか。
いずれにしろ大掛かりな犯罪で、捜索上の疑問や観点は以下のようなものかと。
- 犯人は日本人?外国人?
- 犯人は複数か?犯罪組織?
- 綿密な計画的犯行か?
- 搬出方法は?切断して運んだ?
- 搬出に使った車両は?車種は?
- 車両は7トン以上積載可能?
今回の犯罪の目的完遂には、ケーブルの換金が不可欠ですが方法はどうするのでしょう?
ケーブル類の買い取り業者が存在しているので、こちらの利用も考えられますし、組織的犯罪であれば、そういった部署も設けているかもしれません。なので、あとは盗むだけかと。
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⇒ 銅を換金する方法!一般や個人でも高く売るコツ | 非鉄金属リサイクルブログ
【まとめとご案内】群馬県太田市「太陽光発電所」銅ケーブル盗難事件の場所はどこ?
群馬県太田市の運営する「太陽光発電所」での銅ケーブル盗難事件の場所の確認と共に、管理の甘さについて、調査しまとめてみました。以下にご紹介している記事は、最近の出来事に関するものです。
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