いよいよ、2022年のゴールデンウィーク(GW)に突入です。中には、そんなの関係ないという方もおられるでしょうが(筆者も該当)、当家の長男などは、10連休ゲットだそうで、羨ましいかぎりです。
実際、2022年のゴールデンウィークのカレンダー上で、いつからいつまでが当該GWなのか?これを確認の上、お出かけに際しては、行先の天気予報も十分にチェックしておきたいものです。
この記事では、日本国内の人気のお出かけ先について、各方面の天気天候の情報をご紹介しています。是非、ご参考にされて下さいませ。
目次
ゴールデンウィーク(2022年)のカレンダー情報は?
2022年のゴールデンウィークは、4月29日・金曜日の祝日「昭和の日」から始まり、翌月5月8日・日曜日まで、となっています。この間、5月2日(月)と5月6日(金)が平日となっており、仮に、この2日間に有給休暇が取得できれば、【10連休】ということになっています。
- 4/29(金) 昭和の日
- 4/30(土) 休日
- 5/1(日) 休日
- 5/2(月) 平日
- 5/3(火) 憲法記念日
- 5/4(水) みどりの日
- 5/5(木) こどもの日
- 5/6(金) 平日
- 5/7(土) 休日
- 5/8(日) 休日
10連休が実現できる人もそうでない人も、せっかくの連休です。やはりどこかにお出かけしたいもの。その際、最も気になるのが、行先の天気ではないでしょうか。
ゴールデンウィーク2022と北海道地方の天候の特徴
北海道地方の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春(3~5月)」の時期に該当しますね。
- 春(3~5月) 『雪深い景色から花咲く野原へ。一足飛びに変化する季節』
- 夏(6~8月) 『梅雨のない さわやかな北海道の夏?』
- 秋(9~11月) 『気温の変化が最も大きく、突風災害の多い季節』
- 冬(12~2月) 『雪と氷の世界も、太平洋側は晴れ日数が最も多い季節』
また、北海道地方の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
北海道は太平洋、日本海、オホーツク海の特性の異なる三つの海に囲まれていることや、大雪山系や日高山脈などの地形により、地域によって大きく異なる気候特性を持っています。
北極や大陸からの寒気の影響を強く受ける冬には、日本海側で曇りや雪の日が多く、太平洋側では晴れの日が多くなります。 オホーツク海側はその中間的な特徴を持っています。
夏には本州と同様に太平洋高気圧に覆われる時期もありますが、太平洋側の海岸部では霧の日が多いのも特徴です。出展:北海道地方の天候の特徴
ゴールデンウィーク2022と東北地方の天候の特徴
東北地方の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春」の時期に該当しますね。
- 春:大陸の高気圧の勢力が弱まり、日本の東海上に太平洋高気圧が現れる。
- 夏:6月から7月にかけては、梅雨前線が現れ、季節の進行とともに東北地方を北上。
- 秋:秋雨前線が東北地方を南下。10月には、大陸の高気圧が発達し、さわやかな晴天が続き、11月になると、寒気の影響で日本海側では雨やみぞれの日が増える。
- 冬:大陸に高気圧、東海上に低気圧の冬型の気圧配置となり、北西の季節風が強まる。
また、東北地方の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
東北地方は青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県の6県を総称した地域です。中央には高い山々が連なる奥羽山脈が南北にのびており、これを境として日本海側、太平洋側で大きく異なる気候特性を持っています。
特に、冬はその違いが顕著で、日本海側で曇りや雪または雨の日が多く、太平洋側では晴れの日が多くなります。
出展:東北地方の気候
ゴールデンウィーク2022と東海地方の天候の特徴
東海地方の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、過去の特徴的な天候から、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春(3~5月)」の時期に該当しますね。
- 春(3月から5月):低気圧や前線の通過により雨となり、その後は大陸から進んできた高気圧に覆われ広い範囲で晴れた。(2021年4月13日09時の地上天気図より)
- 夏(6月から8月):太平洋高気圧の暖かい空気に覆われ、強い日射により各地で真夏日(最高気温30℃以上)となった。(2018年7月11日09時の地上天気図より)
- 秋(9月から11月):秋雨前線が停滞。この前線に向かって暖かく湿った気流が流れ込み雨となった。(2018年9月9日09時の地上天気図より)
- 冬(12月から2月):冬型の気圧配置となり、太平洋側で晴れたが、岐阜県山間部で大雪となった。(2020年12月17日09時の地上天気図より)
また、東海地方の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
東海地方の気候は、太平洋側では熊野灘や遠州灘を流れる黒潮の影響を受けて、四季を通じて温暖な気候ですが、岐阜県飛騨地方などの内陸では冬季を中心に寒冷な気候となります。
また、南海上から暖かく湿った気流が入りやすいため南側の斜面を中心に雨が降りやすく、低気圧や前線、台風などが通過する時には大雨となることがあります。このため東海地方では三重県南部などの日本でも有数の多雨地帯があります。出展:東海地方の天候の特徴
ゴールデンウィーク2022と名古屋・大阪(近畿地方)の天候の特徴
名古屋・大阪(近畿地方)の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春(3~5月)」の時期に該当しますね。
- 春(3~5月):低気圧と高気圧が交互に日本付近を通過し、天気は数日の周期で変化。
- 夏(6~8月):夏の前半の、6月上旬から7月中旬は梅雨の時期。夏から秋にかけては、台風の影響をうけるときがある。
- 秋(9~11月):天気は数日の周期で変化。秋の深まりとともに気温が低くなり、山間部から紅葉が開始。
- 冬(12~2月):近畿日本海側は雪や雨または曇りの日が多くなり、太平洋側は晴れの日が多くなる。大雪となることも。
また、名古屋・大阪(近畿地方)の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
気候は、日本海側では、冬季を中心に北からの寒気の影響をうけて雪や雨の日が多くなり、降水量が多くなります。太平洋側の紀伊山地周辺では、南からの湿った空気の影響をうけて雨が降りやすく、日本でも有数の多雨地帯です。大阪平野周辺では、周囲の山地が季節風の影響を和らげるため、温暖で少雨であることが特徴です。
出展:近畿地方の平年の天候
ゴールデンウィーク2022と四国地方の天候の特徴
四国地方の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春(3~5月)」の時期に該当しますね。
- 春(3~5月):
天気は数日の周期で変わることが多くなる。瀬戸内側では霧が発生しやすくなる。 - 夏(6~8月):平年、6月5日頃に梅雨入りし、月17日頃に明ける。太平洋側は降水量が多くなり、瀬戸内側は少雨傾向となる。
- 秋(9~11月):天気は数日の周期で変わることが多くなる。9月は降水量が多くなり、秋季の後半は晴れる日が多くなる。
- 冬(12~2月):晴れる日が多くなる。山地や山沿いでは大雪も。太平洋側では、この時期としては温暖となる特徴がある。
また、四国地方の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
高松(瀬戸内側)と高知(太平洋側)の月別の気温変化をみると、気温が最も高いのは8月で最も低いのは1月です(第1・2図)。
1月の最低気温分布図から太平洋側では、室戸岬や足摺岬を中心に黒潮の影響を受けて瀬戸内側より暖かい特徴があります(第3図)。
また、8月の最高気温分布図では、太平洋高気圧に広く覆われるため、瀬戸内側と太平洋側で差はみられません(第4図)。
月降水量は、高松・高知ともに梅雨(6~7月)と秋雨・台風(9月)の時期に降水量が多くなっていますが、年降水量は台風や南からの湿った空気の影響を受けやすい高知の2666.4ミリに対して高松では1150.1ミリと大きな差があります(第5図)。
日照時間は、冬季(1月~2月)には寒気の影響で雲が広がりやすい高松では高知に比べて少なくなります(第1・2図)。出展:四国の天候
ゴールデンウィーク2022と長崎(九州北部)の天候の特徴
長崎(九州北部)の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春(3~5月)」の時期に該当しますね。
- 春季(3~5月):気温は上下降しつつ次第に上昇。寒暖の差が大く、春季後半は照時間が多くなる。また、大陸からの黄砂も。
- 夏(梅雨・盛夏期):6月上旬から7月中旬は梅雨の時期。その後は、晴れて暑い盛夏に。山地を中心に大気の状態が不安定となる。
- 秋季(9~11月):残暑は次第に低下するも9月は秋雨前線や台風の影響あり。10~11月には晴天の日が増える。
- 冬季(12~2月):曇りの日が多くなるが、大分方面などでは晴れの日が多くなる。晴天の朝、冷え込む日がある。
また、長崎(九州北部)の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
九州山地や筑紫山地、山口県の中国山地に面した平野、さらに有明海に面して一方を山地に囲まれた佐賀・筑紫、熊本平野などは、周囲の地形や地理的条件がその地域の気候特性に寄与しており、図1-2の年降水量分布にもよく現れています(平野部は周辺の山地と比べて降水量が少ない)。
その他の特徴的な点として、九州山地沿いの東側斜面で降水量が多いことがわかります。 9月前後の台風の接近が多くなる季節に、東側斜面は台風の影響を受けやすいためと考えられます。 また、比較的緯度が低い地域(北緯32~33度付近)は、梅雨の季節に梅雨前線や低気圧の影響を受けやすいため、緯度が高い地域(北緯34度付近)と比べて降水量が多い分布となっています。出展:九州北部地方の天候の特徴
ゴールデンウィーク2022と鹿児島(九州南部地方)の天候の特徴
鹿児島(九州南部地方)の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春(3~5月)」の時期に該当しますね。
- 春の天候(3月~5月):天気は数日の周期で変化。4月半ばには天気がぐずつき、そのまま梅雨入りも。
- 夏の天候(6月~8月):6月から7月上旬の梅雨時期には、集中豪雨や災害に注意。7月中旬以降は晴れて盛夏になるも、「6月から10月にかけて集中する台風」の接近には注意。
- 秋の天候(9~11月):天気は数日の周期で変化。最高気温は立秋を境に下降するも、残暑は9月中旬頃まで続く。
- 冬の天候(12月~2月):東シナ海側では曇雨天の日が多くなり、太平洋側では晴天の日が多くなる。
また、鹿児島(九州南部地方)の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
気温は、盛夏となる7月から8月が1年のうちで最も高くなり、平均気温は28~29℃になります。一方、1月の平均気温は年間で最も低くなり8~9℃となります。
降水量は、3月から9月が多いです。特に梅雨の時期となる6月から7月にかけてが顕著に多く、年降水量の約3割がこの期間に降ります。冬の降水量は極端に少なくなり、夏の1/5程度の雨量となります。また、宮崎の8月から9月は太平洋からの湿った東風により梅雨の時期に次いで降水量が多いです。
日照時間は、鹿児島では、太平洋高気圧に覆われて晴れる日が多い7月から8月が最も多くなります。一方、梅雨の時期(6月)と、冬の寒気(1月から2月)の影響により最も少なくなります。宮崎では、梅雨の時期(6月)が最も少なくなります。
出展:九州南部の平年の天候
ゴールデンウィーク2022と沖縄地方の天候の特徴
沖縄地方の天候・天気の特徴については、春夏秋冬の四季ごとに、以下のように言われています。ゴールデンウィークの場合、「春(3~5月)」の時期に該当しますね。
- 春(3月~5月)の特徴:気温は数日の周期で変わり、蒸し暑い日も肌寒さを感じる日もある。
- 夏(6月~8月)の特徴:
6月に入ると強い雨が降るが、下旬には梅雨明け。晴れて蒸し暑い日が多くなります。 - 秋(9月~11月)の特徴:寒暖を繰り返し気温は次第に低下。10月頃に北東季節風が吹き出し徐々に安定。
- 冬(12月~2月)の特徴:季節風の風向が北または北東となり、海上では波が高くなる。
また、沖縄地方の天候の特徴の概要は、以下のように紹介されています。
沖縄地方は、北緯20度から30度の間の緯度帯(亜熱帯)に位置し、近海を黒潮が流れる暖かい海に囲まれて海洋の影響を強く受けるため、気候は高温で多湿であることが特徴です。またこのことから亜熱帯海洋性気候ともいわれています。
(中略)
那覇の平均気温は、7月が最も高く(29.1℃) 、1月が最も低く(17.3℃)、その差は約12度です。国内の他地方と比べて温度差は小さく、年間を通して温暖な気候です。
(中略)
海から吹く風のため夏季でも猛暑日(日最高気温が35℃以上)となることは稀です。降水量は、梅雨の時期(5月から6月)と台風の影響を受けやすい8月から9月にかけては、多い時期となります。
(中略)
一方、梅雨明け直後の7月と冬の降水量は少なく、特に冬は1か月間に100mm程度と最も多い月に比べて半分以下となります。出展:沖縄の平年の天候
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