介護職員初任者研修では、研修の最後に修了確認のために筆記試験が行われます。
本稿では、筆記テスト(試験)の模擬問題と解答をご紹介しています。試験対策のみならず、初任者研修の復習・予習などにお役立て下さい。
筆記試験(介護職員初任者研修修了試験)は、以下、初任者研修の全カリキュラムの中の、「2:」~「9:」までの中から32問が出題されるとされています(東京都のガイドラインの場合)。初任者研修のカリキュラムに要する時間の長さに比例して、各カリキュラムからの問題数も多くなっています。
初任者研修のカリキュラムと研修時間(全130時間)一覧
- 職務の理解(6時間)
- 介護における尊厳の保持・自立支援(9時間)
- 介護の基本 (6時間)
- 介護・福祉サービス の理解と医療との連携(9時間)
- 介護におけるコミュニケーション技術(6時間)
- 老化の理解(6時間)
- 認知症の理解(6時間)
- 障害の理解(3時間)
- こころとからだのしくみと生活支援技術(75時間)
- 振り返り(4時間)
以降、介護職員初任者研修の筆記試験の模擬問題全32問をご紹介していきます。
目次
介護職員初任者研修で実施される試験の内容
介護職員初任者研修で実施される試験の背景と内容について申しあげます。
当該研修過程については、まず、厚生労働省がその制度や実施についての指針を示しています。また、介護職員初任者研修を実施する養成機関(つまり各種の学校)は各都道府県が指定しています。そしてその際、各都道府県では、厚生労働省の指針を踏まえた実施要綱を策定しており、これに基づいて「学校」を指定しています。
このような背景から、介護職員初任者研修を実施している学校で出される具体的な問題内容については、基本をはずすことは無くとも、それぞれに違った内容となる部分もある、ということが言えます。従って、当サイトでご紹介する介護職員初任者研修の模擬試験問題と回答は、あくまで平均的なものをご用意しています。
介護職員初任者研修 修了試験の模擬問題
以下は初任者研修カリキュラムごとの模擬問題の一覧です。問題のタイトルをクリックすると模擬問題のページに移ります。
1:職務の理解(6時間)⇒問題なし(出ない)
2:介護における尊厳の保持・自立支援(9時間)
3:介護の基本 (6時間)
4:介護・福祉サービス の理解と医療との連携(9時間)
5:介護におけるコミュニケーション技術(6時間)
6:老化の理解(6時間)
7:認知症の理解(6時間)
8:障害の理解(3時間)
9:こころとからだのしくみと生活支援技術(75時間)
- 厚生労働省より提示された「求められる介護福祉士像」【模擬問題】
- 記憶の基礎知識【模擬問題】
- 中枢神経系【模擬問題】
- 買い物のための支援【模擬問題】
- 快適な居住環境【模擬問題】
- 衣服の役割や衣服を選ぶときの配慮【模擬問題】
- 廃用症候群【模擬問題】
- 食品の調理性【模擬問題】
- 入浴介助の注意事項【模擬問題】
- 尿器・便器での排泄介助【模擬問題】
- 睡眠【模擬問題】
- 看取り【模擬問題】
10:振り返り(4時間)⇒問題なし(出ない)
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関連リンク先ページ
- 介護職員初任者研修試験問題 修了試験の過去模擬問題
- 介護職員初任者研修 研修レポートの書き方(解答・回答)の例
(参考)
・東京都介護職員初任者研修事業実施要綱(PDFファイル)