家の中にいる「ダニ」には、刺されても痒い程度ですが、その小さな死骸を吸って、アレルギー症状が出ることが心配ですね。ところが「マダニ」というヤツは、死にも至るウイルス感染症を媒介するんだとか!
ヤフーニュースによると、広島県呉市の男性が、マダニの媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し亡くなったそうです。マダニは森林や草地に生息していて、男性は農作業中に刺されたそうです。
そしてなんとこの「マダニ」による感染症は全国的に広がっているというから驚きです。「草地に生息」ということは、家の庭の雑草なんかにもいるんでしょうか。そこから、もしかして、家の中・室内にもいたりするんでしょうか?心配になってきたので調査してみました。是非、ご覧ください。
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広島の80代男性の命を奪ったマダニ!身近な室内や庭にもいるのか心配!
お父ちゃんの命奪ったマダニ感染症、広島の80代男性、体調不良訴え13日後 「あんなに元気だったのに」(中国新聞デジタル) https://t.co/vaGydCOp48 pic.twitter.com/EV86KPbEik
— スプラトゥーン2 ギア・ステージ返信BOT (@Aimai_takumi_) July 3, 2022
広島県呉市の80代男性が6月4日、マダニの媒介するウイルス性感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染し、亡くなった。
出展:お父ちゃんの命奪ったマダニ感染症、広島の80代男性、体調不良訴え13日後 「あんなに元気だったのに」(中国新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
広島県内で今年、SFTSの死者は初めて。男性が体調不良を訴え、原因が分からない間に容体は急激に悪化し、13日後に亡くなっています・・。
SFTSは2013年に国内初の感染が報告されて以降、全国的に感染が広がっている。広島県内では今年6月24日までに72件の感染が報告されている。感染すると6日から2週間程度の潜伏期間の後、発熱、下痢や嘔吐(おうと)などの消化器症状が出る。
出展:お父ちゃんの命奪ったマダニ感染症、広島の80代男性、体調不良訴え13日後 「あんなに元気だったのに」(中国新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
マダニの生息地は、森林や草地で、マダニの大きさは吸血前で「3~4ミリ」とのことです。農作業などで、マダニにかまれそうな時は、肌の露出を避けて袖口を絞るなど、マダニが入り込むのを防ぐようにと呼びかけているそうです。
「全国的に感染が広がっている」とは驚きです。このマダニ、庭の雑草の中にもいるんでしょうか。まさか、室内にも入り込んだりしていないでしょうか?さらには、マダニの感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」が多く報告されている県や地域はどこなのか?自分の住む地域も心配ですよね。
【マダニ】室内や庭にもいる?ダニとマダニの違いも画像で確認!
よく聞く「ダニ」と「マダニ」って別の生き物なんでしょうか?確認します。
明日から休みなのでダニの写真も出しちゃう。これはホシモンマルノコダニ。背中に星形の模様があるよ。どこにでもいるけど、小さいし土壌生物なので見つかることはないかも。大きさは0.3mmくらいだよ。ギリギリ肉眼で見えるかな。 pic.twitter.com/abTWYoqpxP
— ねこのしっぽラボ (@a1AgqW93RTKPUD9) July 21, 2021
やられたわ??
近年、熱海でマダニで死亡してる例続出してるからマジで注意なんだわ?? pic.twitter.com/RQmBs9xGmZ— ニシキオリ??熱海ダモンデファーム (@M_Nishikiori) July 2, 2022
「ダニ」の大きさは0.2mm~1mm程度と非常に小さいです。ご存じ、布団や畳、カーペットなどに潜んでいて、肉眼で見つけるのは困難です。
それに比べて、「マダニ」は全く別の生き物で、成虫で1mm~5mm程度のため肉眼でも確認できます。血液を吸うと1cm程度まで大きくなり、生命力が大変に強いです。
この、怖い感染症(SFTS)を引き起こす「マダニ」ですが、生息地は「森林や草地」とされていますが、我が家の庭の雑草にも居たりするんでしょうか?そして、そこから家の中にまで入って来ることはあるんでしょうか?
以下のような、質問の記事がありました。
庭の雑草を放置していたらマダニ(?)が大量発生してしまいました。草を刈るほうが先か、ダニ駆除のほうが先か、ダニ駆除にはどんな薬品がいいのか知ってる方教えてください。(※ 追記でマダニと確認)
出展:庭の雑草を放置していたらマダニ(?)が大量発生してしまいました。草を刈るほうが先… – 教えて! 住まいの先生 – Yahoo!不動産
まず、庭の雑草をほったらかし状態だと、そこに「マダニ」はいるようです。さらにーー。
マダニは室外に生息していますが室内にいることもあるため、見つけたらすぐに駆除して感染症を防ぎましょう。「マダニの駆除方法」「マダニを駆除するおすすめ殺虫剤」「マダニに刺されない方法」をご紹介します!
駆除の方法は、上記リンク先から確認いただくとして、【「マダニ」は家の中・室内にもいる可能性がある】ことが確認されたかと思います。
なお、マダニの活動が盛んな時期は「春から秋」とのことです。マダニの被害がニュースになっている今、くれぐれも注意したいと思います。
【マダニ】感染症(SFTS)の報告が多い所はどこ?県や地域の生息地がどこかを調査!
職員が野外調査に行ったところ、大きなタカサゴキララマダニを発見しました。主にイノシシなどに寄生するマダニ類です。研究用に標本にしました。 県内でもマダニ類に咬まれることによって感染するSFTSの患者が確認されています。野外で活動する時はマダニ類に十分に注意しましょう。 pic.twitter.com/u8ZYiWYWMn
— 福岡県保健環境研究所 (@Fihes_Fukuoka) June 29, 2022
マダニがウイルスを媒介することによって起こる感染症、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は、全国に広がっているとされますが、感染症の発症が多く報告されている県や地域はどこなんでしょう?
マダニのSFTSウイルス保有状況として、「国立感染症研究所を中心とする研究班が行った調査データ」が地図化されていました。
これによると、関東・東北・北陸・九州北部などを除き、全国的に「マダニのSFTSウイルス」が確認されています。ただ、安心はできません。全国的な広がりは進行中と考えて良いかと。6月にも、SFTSによる感染死が報告されています。
宮崎県西都市の80代女性が、マダニが媒介する感染症、SFTSに感染し死亡しました。
県内で、SFTSの患者が死亡したのは、今年に入って2例目です。
庭や家の周囲は雑草を刈りさっぱりと。室内は清潔に、ダニ・マダニ駆除の薬剤などを適切に使う。そのようにして参りましょう。
【まとめとご案内】マダニは室内や庭にもいる?
人の命を奪う程の感染症を媒介する「マダニ」。身近な所にいるのかどうか?調査してまとめてみました。
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