2022年12月9日、法務省が、名古屋刑務所の職員22人が、受刑者3人に対して、暴行や不適切な処遇を行っていた疑いがあることを明らかにしました。
ヤフーニュースによると、受刑者は職員からアルコールスプレーを顔に吹き付けられたりしたといいます。
名古屋刑務所といえば、2001年に刑務官が消防用のホースで放水して受刑者を死亡させる事件があったかと。
で、報道では22人の職員と言ってますが、受刑者と関わる職員とは「刑務官」ですよね。
近い所では、先月11月、トー横のハウルこと小川雅朝氏が「死因不明」で死亡していますが、どうしても、今回の職員の暴行と関係があるような気になってしまいました。
そこで、調査してみたので、最後までご覧いただけると嬉しいです。
目次
名古屋刑務所刑務官(職員)の暴行で小川雅朝は死亡?受刑者への不適切な処遇が酷い!
刑務所で看守が囚人の肛門に消防ホースで放水。肛門に雑菌が入り囚人が死ぬ事件あったよね
名古屋刑務所受刑者放水死事件 pic.twitter.com/QOn9UGh6A7— ????Heisenberg Ausf.B???? (@Heisenberg_PzVI) September 26, 2017
名古屋刑務所の職員による暴行事件が報道され、つい先月、同じ刑務所で死因不明で死亡している、トー横のハウルこと小川雅朝氏のことを思い出しました。
まずは、発表のあった暴行事件についてまとめたいかと。
法務省は名古屋刑務所の職員22人が受刑者3人に暴行や不適切な処遇を行っていた疑いがあることを明らかにしました。
斎藤健法務大臣が午後4時45分から臨時の記者会見を開き「被害を受けた受刑者に深くお詫びします」と陳謝しました。法務省によりますと、受刑者は職員からアルコールスプレーを顔に吹き付けられたり、尻をサンダルでたたかれたりしたということです。現時点で判明している範囲では60代の男性受刑者が左目付近に5日間のケガをしているということです。
引用先:TBS NEWS
ここで、非常に不審に思うのは、暴行を働いた職員って、受刑者と関わっているわけなんで、「刑務官」のことですよね
【刑務官とは】被収容者の拘禁、事故防止、施設管理、職業訓練や作業の監督、生活指導を行う。 規律や秩序の維持に努め、被収容者の生活指導をする。 逃走の未然防止、証拠隠滅の防止、身柄の保全をするため、被収容者を監視する。
なんで「職員」と遠回しな表現なんでしょう・・。
それにしても、抵抗できない受刑者に対して、22人がかりで暴行に及ぶんでしょうか。
「暴行した職員22人のほとんどは、採用されてから3年未満の若い刑務官」だというので、体力余ってますね。
今回の発表で明かされた暴行などの内容はーー
- アルコールスプレーを顔に吹き付けられた
- 尻をサンダルでたたかれた
- 60代の男性受刑者が左目付近に5日間のケガ
ということですが、あくまでも、「現時点で判明している範囲」なんだそうです。
そして、法務省では、引き続き調査を行った上で「厳正に対処する」としていますが、同じ名古屋刑務所で、2001年に、刑務官が受刑者に消防用のホースで放水して死亡させる事件が起きています。
名古屋刑務所の今回の暴行の実態や今後についても、どうしても疑念が残ってしまうのは筆者ばかりでしょうか・・。
記事へのコメントではーー
受刑者に対する組織的な暴行や陵辱、加虐の行為が常態化し、幹部からも奨励、了承されていた可能性があります。(元特捜部主任検事)
日本中の学校や保育、介護や病院、今度は刑務施設内で、指導にあたる人間が虐待などの暴力行為にいたるケースが増えているようにかんじるが、これは隠蔽されていた事例が次々と表立って来ているだけなんだろうか。
こういった疑念の中、先月11月に、同じ名古屋刑務所であった、トー横のハウルこと小川雅朝氏の刑務所内での「死因不明の死亡」が、どうしても気になってしまいました。
職員による受刑者への暴行と小川雅朝氏の死因について、調査してみました。
【関連記事】
トー横のハウル(小川雅朝)の死因は自殺か病死か?持病歴や薬物禁断ショック死も調査!
名古屋刑務所での小川雅朝(トー横のハウル)氏の死因は?明かされない理由が気になる!
【訃報】初公判前に“トー横”の「ハウル」と名乗る小川雅朝被告が葛飾区の東京拘置所の自分の部屋で体調が急変し、死亡していたことがわかった。
死因は?
①事故
②自殺
③病気
④事件故人のご冥福をお祈りし、謹んでお知らせ申し上げま
— 末吉鉄之助 (@kaijin21mens) November 15, 2022
2022年11月にあったとされる、トー横のハウルこと小川雅朝氏の刑務所内での死亡については、結果として「死因不明」と報道されています。
- 事故死?
- 病死?
- 自死?
- それ以外の何か?
刑務所預かりの受刑者の死因については、上記のいずれかかと思いますが、刑務所では把握されているはずなのに、どうして「死因不明」なんでしょう?
小川雅朝氏の死亡に至る経緯はー
小川被告は今年6月、「トー横」で知り合った16歳の少女にみだらな行為をしたとして、逮捕・起訴。それから約5カ月半後の11月14日、初公判を前に、東京拘置所の部屋で体調が急変して死亡した。警察が司法解剖したが、死因は不明だという。
引用先:ABEMA TIMES
もう少し詳しく見てみると。
- 逮捕直後「トー横」へ戻る意思が強かった。
- 起訴されて「帰ってくる場所はない」などと言われるうちに、次第に元気が無くなっていった。
- 8月ごろの時点で「まともに受け答えができる状態ではなかった。
徐々に元気がなくなっていく感じですが、これら情報は弁護士などを通じて知らされる間接的な情報の一部です。
そして初公判直前に「体調急変で死亡」。
「警察が司法解剖したが、死因は不明」ということが本当にあるんでしょうか?
小川雅朝氏の死亡の報道があった時には、SNSでは、「自殺では?」、「いや自殺する人物ではない」などと、炎上していましたが、報道サイドの表現を見ていると、何か、自死を「あえて隠している」ようなものも見受けました・・。
ようするに、小川雅朝氏の死因には疑問が深まるばかりといった状況であったかと。
そして、今般、名古屋刑務所での職員(刑務官でしょ?)による暴行が明かされるに至り、小川雅朝氏の死因との関係に疑念が浮かんでしまったというわけです。
名古屋刑務所刑務官(職員)の暴行で小川雅朝は死亡した?自殺では無いとする恋人が気になる!
トー横のハウルの死因は自殺ではない!死亡理由や持病説について
トー横のハウルが体調が急変とか病死とかニュースでは報じられてるけど、実際はどうなの?
死亡日も怪しくない?#トー横 #死因#ハウル#東京拘置所 #小川雅朝— コトー (@koto883) November 15, 2022
小川雅朝氏の死因が「事故死」や「病死」であれば、隠す必要はないかと。
するとやはり、「自死?」ないしは「それ以外の何か?」が死因として浮上するかと思います。
実は、小川被告(当時)と逮捕時も交際していた女性、Yさん(21歳)が小川氏へ手紙を送っています。
しかし、当初、小川氏からの返事は、弁護士による「罪を認めて反省する」という伝言だけだったとのこと。
ところが、亡くなる前月の10月に、以下のような手紙が、小川氏から届いています。
「東京拘置所に移動になった、移動だ! 残りまだ裁判の結果でてないけど、もう会えると思う!! やっと会える。出た後どうしようかな。一緒に行くよな! マンスリーマンション……高田馬場に訳ありでも貸してくれるとこあるらしい! ちょっと調べてみてほしい! ここまでずっとはげましてくれたYが好きだわ。なんか車でどこかに行こう! まずそうしよう! とりあえず東京拘置所に来たって事は、もう調べることがないってこと! あとは裁判して終わり!! 愛してる」(直筆の手紙より)
引用先:ABEMA TIMES
この手紙に、Yさんは、「亡くなる人がこんな前向きなメッセージを書くとは思えない」としています。
すると、「自殺?」という推測は消えたのでは・・。
そして残るは、「それ以外の何か?」。
小川雅朝氏の死因に、名古屋刑務所刑務官(職員)の暴行が関与か?という疑念がますます濃厚になってしまいましたが、以上はあくまでも筆者個人の推測であり、真相はわかりません。
よく読まれている記事のご紹介!
最近読まれていたり、注目されている記事をいくつかご紹介しています。
よろしければ是非、ご覧ください。
白老町きたこぶしたんこぶ虐待事件の犯行理由や原因は?複数職員の動機や人数を調査!