◆ 任用試験の「諸天善神と異体同心(教学入門)」について、要点を述べています。
諸天善神(しょてんぜんじん)が守護する働きは、信心の心の「強弱」で決まります。また、日蓮大聖人の仏法が目的とする「広宣流布(こうせんるふ)」は、信心から発する「異体同心(いたいどうしん)」団結によって成し遂げられると仰せです。強き信仰と実践を団結をもって進める中に、自他共の幸福境涯が開かれるのです。
諸天善神とは何か、異体同心とは何か、について以下に記します。
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諸天善神(しょてんぜんじん)とは
「諸天善神」とは、正法を受持する人と国土を守護する宇宙の働きのことをいいます。といっても、私たちと別のところににあるのではなく、私たちの一念が、社会や環境の上に反映し、それが様々な働きとなって現れるのです。
諸天善神の守る働きが強いかどうかは、その信心の「心の強弱」で決まります。
日蓮大聖人は「神の護ると申すも人の心つよきによるとみえて候(四条金吾殿御返事 御書1,186ページ)」と仰せです。
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異体同心(いたいどうしん)とは
「異体同心」とは、それぞれの個性や特質を最大限に生かし、広宣流布という大目的に向って団結して前進する時に、最重要とすべき指針です。
日蓮大聖人は、信心の団結によって、様々な難を乗り越えながら前進すれば、仏法は必ず広がっていくことを教えてくださっています。
『「異体同心なれば万事を成(じょう)し同体異心なれば諸事(しょじ)叶う事なし」また、「日蓮が一類は異体同心なれば人人すくなく候へども大事を成じて・一定(いちじょう)法華経ひろまりなんと覚へ候」(異体同心事 御書1,463ページ)』
任用試験2022(11/6)のための【過去問】ご案内。
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