時事速報

【オリエンタルランド】パワハラ訴訟で賠償命令!出演女性の顔画像は?孤立や暴力受けた理由も衝撃!

コロナ禍以前の年々も前の話ですが、TDL(東京ディズニーランド)で、閉園ギリギリまで、気になる扉の周辺を散策していたことがありました。すると、係員と思われる人たちが距離を置いて長い一列で迫って来ていました。いわゆる、追い出し部隊だったかと思いますが・・。

大きな扉の隙間から見えたのは、業者さんと思われるトラックの長い列でした・・。それを見て、一気に夢の国から現実へ。

そんなTDLで、ショー出演の女性が、オリエンタルランド(TDR運営会社)を相手に、パワハラ訴訟を起こしていた事実をヤフーニュースで知りました。結局、オリエンタルランドには、賠償命令が下ったとのことですが、どういうことなのか?調査してみましたので、宜しければ御覧ください。

【オリエンタルランド】TDLショー出演女性(契約社員)へのパワハラ訴訟で賠償命令!判決に9年とは

 東京ディズニーランド(千葉県浦安市)でショーに出演していた契約社員の女性(41)が、パワーハラスメントが要因で体調を崩したとして、運営会社のオリエンタルランドを相手取り、慰謝料など計約330万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が29日、千葉地裁であった。

出展:TDLショー出演女性へのパワハラ訴訟、オリエンタルランドに88万円賠償命令(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース

 

判決では、パワハラは認定されず、原告の女性が職場で孤立しないようにする「安全配慮義務」に違反したとして、88万円の支払いを「オリエンタルランドに」命じました。

そもそも、この裁判のきっかけは9年も遡る、2013年2月のこと。

  1. 接客中に男性客から右手薬指を曲げられる暴行を受ける。
  2. オリエンタルランドに労災申請の協力を求める。
  3. 上司から「心の弱さ」を指摘される
  4. うつ症状となり職場で孤立。

この事を契機に、TDLショー出演女性(契約社員)はパワハラで「オリエンタルランド」を訴えることとなりました。それにしてもなぜ?判決に9年もかかったでしょう?

キーワードは【夢と魔法の国】かと。そんなところで「パワハラがあった」ではイメージ喪失の大損害なので、オリエンタルランドとしても「パワハラ否定」の為に全力を挙げ続けた結果、結局判決まで9年を擁することになったのかと思われます。

また、オリエンタルランドには「オリエンタルランド・ユニオン」という労働組合があり、雇用形態を問わず、労働者の見方になってくれる組織があり、ここの後押しもあったのでは?結局、経営側と労組側の戦いという形が長引いた要因の可能性は高いかと。

それにしても、「男性客から右手薬指を曲げられる暴行を受ける」とは、過酷な現場ではありますね・・。

【オリエンタルランド】パワハラ訴訟で賠償命令!出演女性の顔画像は?暴力受けた理由も衝撃?

以下、「オリエンタルランド・ユニオン」がツイートした、今般のTDLショー出演女性(契約社員)によるパワハラ訴訟に関するものと思われます。

これから1年経過・・。一部とはいえ「勝利」したわけで、女性の顔画像や名前入りの紹介もあるかと思いましたが、それは無いようです。動画でも「お顔」は伏せられたまま・・。

「男性客から右手薬指を曲げられる暴行を受ける」とは、何度聞いても容認できない事実です。ただ、オリエンタルランドの現場では、厳しい労働環境を連想させる事件が過去にも起こっています。

転落か、清掃の男性死亡 東京ディズニーシー水路
2015年10月28日 10:50 | 無料公開
 27日午前5時15分ごろ、浦安市舞浜の東京ディズニーシーで、人工水路に男性がうつぶせで沈んでいるのを通りかかった男性従業員が見つけ、119番通報した。男性はパークを運営するオリエンタルランド(同市、OLC)のグループ会社アルバイト、習志野市袖ケ浦6、宮沢司さん(46)で、搬送先の病院で死亡が確認された。浦安署は作業中に誤って転落した可能性があるとみて、死因などを調べている。

出展:転落か、清掃の男性死亡 東京ディズニーシー水路 | 千葉日報オンライン

 

オリエンタルランドでの仕事の殆どは下請け会社から派遣されたメンバーによって行われています。皆、弱い立場的にあります。故に、無理があっても頑張り、耐えられなくなったメンバーは辞める・・。そして、生き残ったメンバーはかなりの強者、といった職場環境が自然の内に・・とは、TDR(東京ディズニーリゾート)に通う知人の言葉です。

そんな中、以下のような告発も・・。

この夜の清掃のバイト、ディズニーシーでは「ナイトカストーディアル」と呼ばれ、私もその仲間です。今回事件が起きたことで、現場の実情を伝えたいと思います。告白であり告発です。
この事件を知り、私は人が死んでいるのに何の衝撃も受けませんでした(そんな自分自身に対し、少し恐いのですが……)。
いつか死ぬキャスト(バイト)が出ると思っていましたから。
むしろ、今まで出ない方が不思議でした。
水場への転落事故は、これまでナイトカスト以外のキャストでもダンサーでも昔から就業中に何度も起きています。

出展:「東京ディズニーシーで清掃員水死ーー仲間の告発文書」|アクセスジャーナル

 

お客様は神様。TDRは夢の国。この2点を死守しようとすれば、「男性客から右手薬指を曲げられる暴行」も無かったことにすべき問題だったのかもしれません。

【オリエンタルランド】パワハラ訴訟で賠償命令!出演女性の孤立の理由も衝撃?

TDLショー出演女性(契約社員)が、労災申請を受け入れられず、ウツ症状を発し、孤立したとあります。なぜ、職場で孤立したのか?

理由はやはり前項と同じく、契約社員という弱い立場で、上司の命令は絶対であったと思われます。そして、その上司に逆らうメンバーがいれば、そのメンバーとは距離を置くことが保身の術(すべ)だったのではないでしょうか・・。

また、強者だけが残る職場・・というのが印象的なのですが、女性が居た職場には、もっと酷いことに耐えて頑張っているメンバーもいたかもしれません・・。

【関連記事】オリエンタルランドにパワハラ訴訟で賠償命令!

TDLショー出演女性(契約社員)がオリエンタルランドを相手に、パワハラ訴訟を行い、一部認められて、88万円の賠償命令が下った件についてまとめてみました。以下にご案内しているのは、最近の事件に関する記事となります。